【イベントレポート】エスラジ×マスタークラス&ヨガニドラ

2017年7月30日、今年で5回目の開催となる芸森ヨガにて
「エスラジ×マスタークラス&
ヨガニドラー」のクラスが行われました。

エスラジとは約200年前に誕生したと言われている、
インドのベンガル地方で使われる擦弦楽器。
現在演奏者はほとんどおらず、現地でも珍しい楽器となりつつあるそう。

奏者は若池敏弘さん。

現在台湾台北市に在住し、
印度・バングラデシュ・台湾・中国・カナダ・タイ・韓国などの国際芸術祭に多数出演するなど、
活発な活動を繰り広げておられます。

台湾各地での演奏活動のほか、
様々な場所でインド音楽講座を行っており教育活動にも尽力。
2011年には台湾音楽界で最も影響のあるとされている「金曲音楽賞」の演奏者部門で
なんと最優秀賞を受賞されています。

その素晴らしいエスラジの響きに合わせてヨガのクラスを行うのが、
ヨガ・シャラディレクターである細江たかゆき。

世界中様々な場所でのヨガトレーニングを経て、
現在のヨガ指導に最も影響を与えているダーマミトラー氏のヨガに出会い、
本物の伝統的なヨガの教えに目覚めました。
ダーマミトラーヨガ200時間トレーニング修了後、
2008年のトレーニングではメンター講師を務めるほど。
現在はヨガ・シャラにてインストラクターを育成する
ティーテャートレーニング講師をメインとしながら、
伝統的なヨガと瞑想の普及に尽力しています。

それぞれの分野で活躍する二人の初コラボ。皆さん心待ちにしていたようです。

 

■エスラジの響きに合わせてアーサナ

広く大きなスタジオ、高い天井からは自然光が降り注ぎます。
静けさの中でエスラジの演奏が始まりました。
その幻想的な音は体だけではなく心の奥底まで響くよう…。
深い振動がスタジオ中を包みます。

神聖な雰囲気の中でアーサナが始まりました。

今回は少し難易度の高いマスタークラス。
太陽礼拝から始まり様々なアーサナを行なっていきます。
慣れている方は難しいアーサナにもチャレンジし、
初めてヨガクラスに参加された方は様子を見ながらご自分のペースでポーズを行なっていきます。
皆さん集中して行いつつも、アーサナの最中に目が合って微笑み合うなど和やかな雰囲気もありました^^
40分ほどで徐々に体が温まり、呼吸も深くなっていきます。

 

■エスラジとヨガニドラ~ヨガの眠り~

後半はリラクゼーションに入ります。
「ヨガニドラ~ヨガの眠り」とは、10分で1時間分の睡眠に値する休息効果があると言われている、
瞑想の一種でもあるヨガのテクニック。
仰向け(シャバアサナ)の状態になり、先生の誘導に耳を傾けます。

ボディスキャンからスタート。
体の全ての部位に順番に意識を巡らせ、リラックスさせていきます。
この時点で誘導の声が遠ざかり完全なリラックス状態に入られた方がほとんどのよう。
神経が静まり、頭の中もどんどん穏やかになっていきます。
それから様々な誘導が行われ、どんどんリラックスしていく皆さん…。
エスラジの音が更にリラクゼーションを深めてくれます。

 

■そして目覚めへ

30分のヨガニドラが終了、ゆっくりと体に感覚を取り戻していきます。
まるで深い眠りのついた後のように軽やかになった体と、深くリラックスした心を感じます。
参加者からは
「リラックスしすぎて自分がどこにいるのか分からなくなった」
「普段眠れないのにあっという間に意識が遠のいていった」
「声が心地よかった」
などのお声をいただきました。

レッスン後の皆さん、とってもいい笑顔です^^
エスラジ奏者の若池さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。

ヨガニドラは何度も体験していくうちに、
脳や潜在意識にご自身の癒されている状態がインプットされていくそう。
この日録音された方もいらっしゃいましたが、
先生はぜひ何度も体験してほしいと皆さんにお伝えしていました。
ヨガニドラを更に深く学び、体験できる講座も今後ヨガ・シャラで行われます。
気になる方はぜひ受けにいらしてくださいね。

以上、「エスラジ×マスタークラス&ヨガニドラー」の体験レポートでした。

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