インド古典音楽コンサート 2017/03/11 大通

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インド古典音楽コンサート
演奏:シタール/南沢靖浩 タブラ/黒田真介

インド音楽を演奏する者にとって、演奏と瞑想の間に境がなくなる瞬間があります。
演奏に深く集中していくと、私たちが耳で聴こえる音を超え、神々が奏でるメロディーやリズムに触れられる境地があります。
師の下での音楽の修練を通して、奏者は技術的な向上だけでなく、自我が少なくなり、音の彼方の世界を表現する準備が整っていきます。

その状態で演奏するラーガ(メロディー・旋律)に集中していくと、奏者は高い世界より、ラーガを受け取ります。あるいは演奏されるメロディーが降りてくるというべきでしょうか。そのとき、インド哲学で言うところの梵我一如[アートマン(個人の中に住まわれるブラフマン)とブラフマン(この宇宙の根本)との合一]の境地に達し、奏者は演奏を通して霊的な音(バイブレーション)を伝える媒介者となります。

「瞑想への誘い…」 目を閉じて音の調べに身を任せてみてください。音の旅が始まるはずです。

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日 時 2017/3/11(土) 開演20:15
演 奏 シタール/南沢靖浩 タブラ/黒田真介
場 所 ヨガ・シャラ 大通スタジオ
対 象
料 金 2,000円
定 員
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南沢 靖浩:シタール
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1986年北インドの聖地ベナレスにて、インド古典音楽の芸術性と弦楽器シタールに魅せられ、スラワニ・ビスワス博士よりシタールの個人指導を受け始める。渡印を重ね北インド古典音楽を学び、日本やインドでの演奏活動を展開する。
2006年3月インド、ベナレスにて、打楽器タブラの巨匠アシューバブーのメモリアルコンサートに出演し、現地の新聞各紙で好評をうけた。
他のジャンルの音楽や舞踏家とのセッションもおこない、民族楽器を駆使したユニット「天空オーケストラ」のメンバーとして、1998年より、イギリスのグラストンバリーフェスティバルやフジロックフェスティバル、Rainbow2000等、野外フェスティバルに多数出演する。
2006年、舞踏家 Kohshou Nanami 氏ととも に、フランスとドイツのツアーを行い、シタールと電子機器を用いた独自の現代音楽を提供し、各地で共演をおこなった。

1992年頃より 大型の弦楽器 スールバハール を手がける。
2010年 フィリピンの環境NPO:コルディリエラ・グリーン・ネットワーク主催のアートプロジェクト「芸術交流と新しい慰霊」に参加。
2013年2月、韓国済州島で開催された、国際舞踏フェスティバルのツアーに参加。
2010、2011年、2012年、34代続く家元、打楽器タブラの名手アリフ・カーン氏と、京都の寺院とギャラリー、京都府綾部市「いやびの祭」、及び岐阜県で行われたインド音楽祭サンギートメーラにて、6度共演する 。
2014年10月福井県小浜市明通寺国宝の本堂にて開催された、海のシルクロード音楽祭に出演。
東大寺手向山八幡宮にて開催された音楽奉納イベントにて、雅楽グループ「まほら」と共演。
2015年6月奈良県ムジークフェスタなら主催の音楽イベント、霊山寺国宝の本堂にて奉納演奏を行う。

黒田 真介:タブラ
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北インドの打楽器・タブラ奏者
2000年よりシュリ・ディネッシュ・チャンドラ・ディヨンディ師にタブラを師事。
現在も師の元でタブラを研鑽中。

 

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